社会人向け金融経済教育の取り組みはウェルビーイング向上にも効果あり

企業年金連合会「月刊企業年金」6月号に「社会人向け金融経済教育の取り組みはウェルビーイング向上にも効果あり」を寄稿しています。連載「ウェルビーイング経営と企業年金」の第2回です。

ウェルビーイング経営というとついつい経営者目線で考えてしまうので(それはそれでおかしくはないわけですが)、社員目線が抜け落ちていることがあります。今回は近年注目されている「金融経済教育」の取り組みを社内で行うことが、社員の金融リテラシーを向上させ、もって社員のウェルビーイング向上、ひいては企業へのエンゲージメント向上や生産性向上にもリンクしてくるのだ、ということを整理しています。

この連載のねらいは「退職金・企業年金もウェルビーイング施策である」と理解いただくことなのですが、退職金・企業年金制度の理解には金融リテラシーが欠かせないこと、ファイナンシャル・ウェルビーイングの視点でも退職金・企業年金制度が重要であることなど、少しずつ説明していきたいと思っています。

スタバ値上げ時代に光明!タンブラー利用割引×カスタマイズ無料で77円お得になる

2024年6月13日に、Yahoo!ニュースエキスパートに「スタバ値上げ時代に光明!タンブラー利用割引×カスタマイズ無料で77円お得になる」を寄稿しています。

夏のキャンペーンで、77円お得になるスタバ。値上げの傾向(これは仕方がない)、今回のキャンペーンの内容、マイボトル、タンブラーの購入費用と割引は見合うかどうかの試算、タンブラー割引は他店ではどうなっているかなどをポイントで解説しています。

Yahoo!ニュースエキスパート スタバ値上げ時代に光明!タンブラー利用割引×カスタマイズ無料で77円お得になる

[TV] newsランナー 物価高で老後資金4000万円必要に?シニアでも稼ぐ方法は

2024年6月13日、関西テレビ「newsランナー」に収録でコメント出演しています。「物価高で老後資金4000万円必要に?シニアでも稼ぐ方法は」というコーナーです。

コメント収録取材の場合、実際に使ってもらえる部分(数分以下)の10倍くらいはいろいろ話すのですが、プロデューサーがどこを採用するかは当日まで分かりません。若い世代の課題とするか、年金生活者の課題として取り上げるか、物価上昇の影響をどういう切り口で取り上げるかなど、コーナーの構成(と報道としてのメッセージ性)によって、私のコメントの使われ方も違ってくるわけです。

自分の署名記事は自分が納得するテーマと言葉と文章量で書けるわけですが、いろんな方々が設定する切り口のお手伝いをするのもなかなかおもしろいものです。

関西テレビ newsランナー

人的資本開示と企業年金制度 最も効率的な仕組み 中小企業こそ積極開示を

労働新聞の連載【人事部のための金融リテラシー入門】第22回「人的資本開示と企業年金制度 最も効率的な仕組み 中小企業こそ積極開示を」が掲載されました。

ほぼまとめに入った回なので、前半でも指摘したことを再整理している内容もありますが、企業年金制度って長期的な資産形成の仕組みとしては最も効率的な手法だと思いますので、これを上手に社員に認知してもらい、エンゲージメントを高め、かつ人的資本開示の項目にも盛り込んでほしいですね。中小企業はIRは無関係かもしれませんが、ホームページなどでエンゲージメントに関する情報発信に追加すると好印象につながると思います。

労働新聞社> 人事部のための金融リテラシー入門 (会員以外は冒頭しか読めません)

iDeCoはどう変わる?これからの改革と、2024年の変更点をチェック!

2024年6月12日、楽天証券のオウンドメディア「トウシル」の連載にて「iDeCoはどう変わる?これからの改革と、2024年の変更点をチェック!」が公開されています。

iDeCoの拠出限度額引き上げがにわかに話題となっていますが、実現可能性について解説しつつ、すでに実行予定となっている2024年12月からの限度額ルール見直しについて解説しています。

iDeCoの限度額引き上げは実現すると思われますが、タイミングとしては少し先になるでしょう。またNISAほどの引き上げは難しいかと予想します。それよりは確実に増えるチャンスに引き上げの手続きをすること。対象者が必ずしも全員ではないので、2024年12月が近づいてきたら自分はいくら増やせそうかチェックしてみてください。

なんとなくから卒業!実践・資産形成術  https://media.rakuten-sec.net/articles/-/45420

幸福度が世界51位の日本は“不幸な国”なのか? 日本人が幸せになるために向き合うべき「最も大切な問題」

finasee で「ファイナンシャル・ウェルビーイングをかなえるお金の知恵」という連載がスタートしました。

初回は「幸福度が世界51位の日本は“不幸な国”なのか? 日本人が幸せになるために向き合うべき「最も大切な問題」」というタイトルです。

なんかタイトルは挑発的ですが、先進国に住む若者の悩みはお金の不安解消が大きな役割を果たすのではないかと考えています。

講演【幸せになるお金とのつきあいかた~ファイナンシャル・ウェルビーイング~】

FPの勉強会、SG文京・千代田新宿さんのお招きで、【幸せになるお金とのつきあいかた~ファイナンシャル・ウェルビーイング~】というお題で、講演をしてきました。

金融経済教育推進機構も、ファイナンシャル・ウェルビーイングの向上をそのミッションに掲げており(教育の「先」にあるウェルビーイングの向上がミッションである!)、その一役を担うべきFPがどういう考え方でファイナンシャル・ウェルビーイングと向き合うべきか、実例などもあげつつ、お話をしてきました。ありがとうございました。

SGや継続教育研修、呼んでいただければ喜んでファイナンシャル・ウェルビーイングの講演、いたします!

[TV] 福岡NEWSファイル CUBE 老後の「備え」は4千万円?

2024年5月18日、テレビ西日本 福岡NEWSファイル CUBE の「老後の「備え」は4千万円?」という枠にコメント出演しています。今回はオンラインでのリアル出演の可能性もあったのですが、なんと子どもの運動会の時間と直撃で断念しました。機会があればまたよろしくお願いします。

番組情報 https://www.tnc.co.jp/program/detail/fukuoka_news_cube/20240518

Z世代はいくら投資すべき?「2割投資生活」で目の前と未来の幸せを考える

楽天証券のオウンドメディア「トウシル」に「Z世代はいくら投資すべき?「2割投資生活」で目の前と未来の幸せを考える」というコラムを寄稿しました。

トウシル Z世代はいくら投資すべき?「2割投資生活」で目の前と未来の幸せを考える

若い世代への資産形成アドバイスとして「年収の2割を目標に資産形成に回したい」「現状、定期預金金利が実質マイナスになっていることは厳しく、投資を少額からスタートさせてはどうか」という話です。

日経新聞の記事によればZ世代は投資について前向きで資産形成に積極的な人も多いようですが、投機的にはならないようにしつつ、NISA等を活用してほしいと思います。ときどき質問されますが、iDeCoは20歳代はまだ焦らなくてもいいと思います。お金を借りずに大きな出費も乗り越えられる家計管理の余裕ができてからでもいいでしょう(逆に45歳過ぎたら、半強制で積み立てたほうがいいかもです)。