年収アップや資産運用より簡単! お金の不安を今すぐ誰でも解消できる「お役立ちツール」とは

finasee 連載「ファイナンシャル・ウェルビーイングをかなえるお金の知恵」に新しいコラムが掲載されています(2024年10月11日)。今回のテーマは「家計簿とウェルビーイング」というお題。

といっても「面倒な記帳」のようなストレスがあってはウェルビーイングは高まりませんから、ラクをして記帳ができるスマホアプリを紹介しつつ、お金の不安解消のノウハウをご紹介しています。

 年収アップや資産運用より簡単! お金の不安を今すぐ誰でも解消できる「お役立ちツール」とは

そもそも、家計簿は「つけること」が目的ではなく「未来をよくすること」が目的です。家計簿アプリは家計簿をつけるという負担を極小化してくれる素晴らしいツールだと思います。しかも分析機能などもついている!(例えば費目別出費やグラフ化した出費割合など、紙の家計簿だったら作図するだけで大変です)。ぜひ活用してみてください。

NISAと長く付き合うために初心者がやっておきたい2つの仕掛け

mymoの連載「ライフプラン3.0時代を生きるルール」に「NISAと長く付き合うために初心者がやっておきたい2つの仕掛け」が掲載されています(2024年9月25日)。若い世代に向けたメッセージとして、8月頭のような急落、急騰が起きたときにも投資を続けられるようにするヒントをまとめています。

9月になってみると、株価はほぼ回復しており、あの騒動はなんだったんだろう、という感じです。無理に売買をせずに(特に損失確定をせずに)、1カ月を過ごせるかどうかが大切です。問題は「下がっても、焦らずに続けられるように自分を整えておく」ことで、そのために自分に講じる「仕掛け」は本文でご確認ください。

https://mymo-ibank.com/money/8210

国内株と米国株の投資比率を考える。S&P500、オールカントリーだけで大丈夫?

楽天証券さんのトウシル連載「なんとなくから卒業!実践・資産形成術 」に「国内株と米国株の投資比率を考える。S&P500、オールカントリーだけで大丈夫?」が掲載されています(2024年9月24日)。

「オールカントリー」+アルファ、としての日本株投資組入比率向上の話をしてみました。オールカントリー系ファンドはインデックスそのものの条件(世界の株式時価総額比率)から日本株投資比率がちょい低すぎる印象があります。よしあしはありますが、「もうちょい日本株投資比率を上げよう」という人のためのヒントです。

編集部がまとめてくれた4つのポイントは以下のとおりです。

●円高、国内外株安を受けて、国内株投信の残高が伸びたという
●「国内株5%は少ない!」と思うなら、オールカントリー「+α」は悪くない戦略
●国内株投資比率を何割にするべきかはかなりの難問
●ざっくり考える「米国株+日本株」

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/46502

小泉進次郎は「年金は80歳まで1円も払わない」とは言っていないが「80歳まで引き上げる」と言う意味

Yahoo!ニュースエキスパートに「小泉進次郎は「年金は80歳まで1円も払わない」とは言っていないが「80歳まで引き上げる」と言う意味」というコラムを公開しています(2024年9月19日)。

タイトルがなんだかいかにも小泉構文ですが、80歳まで年金を一円ももらえない、というのと、80歳まで受取開始年齢を引き上げるというのは意味は異なります。脊髄反射的に「80歳ふざけるな」とSNSで拡散している人は自分のミスリードについて理解して、今後は少し自重してほしいと思います。

あと、とりあえず小泉氏をバカ扱いするのはやめたほうがいいと思います。小さな発言をいちいち切り取って悪口を言うのもよくないし、実は彼は厚生労働行政についてはそれなりに詳しい人なので(自民党内で人生100年時代へ社会が対応する議論を深めたひとりであったりする)。

投資のマイナスは失敗なのか?ポイントは「最終的に増やす」こと

楽天証券トウシルに「投資のマイナスは失敗なのか?ポイントは「最終的に増やす」こと」が掲載されています(2024年9月10日掲載)。

一般的には「投資で減らすことは失敗」と思われていますが、長期投資をする場合は「一時的に値下がりして含み損が生じること」をすべて失敗と捉える必要はありません。最終的に経済成長も含めプラスに持ってこれるか、を考えるべきです。

それに短期売買をする人であっても、マイナスのトレードはありうること(彼らは損失確定をして、次のトレードチャンスに資金を回す)。

市場が荒れている時期ということも踏まえて、投資のマイナスについてどう考えるかまとめてみました。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/46379

「国の年金制度は破たんする」は大きな誤解! 若い世代はむしろ“年金額が増える”かもしれない意外な理由 /finasee

finaseeの連載「ファイナンシャル・ウェルビーイングをかなえるお金の知恵」に「国の年金制度は破たんする」は大きな誤解! 若い世代はむしろ“年金額が増える”かもしれない意外な理由」を掲載しています(2024/9/2掲載)。

お金とウェルビーイングの関係を考えたとき、社会保障制度への信認の有無は重要なパーツです。実際政府への信認は幸福度調査のパラメーターの1つですが、日本では基本的に「国のやることは信じない」というのが格好良く見える傾向があってか、基本的にネガティブな視点になりがちです。

「国もバカなことはしないだろう」「払ったんだから、もらえるだろう」くらいでもいいので、少し前向きの信認をしたうえで、適切な年金制度理解に進めれば、目の前の幸福度もあがるのではないでしょうか。

https://media.finasee.jp/articles/-/14171

投資で幸せになれるのか? ~お金のウェルビーイングについて、ひふみ投信の新ファンドをきっかけに考えてみる~


 
あわせて、YouTube チャンネルに同じコラムの解説動画もアップしています。
 
ひふみ投信の新ファンド、ひふみクロスオーバーproが話題ですが、商品の説明を行う記事藤野さんが「ウェルビーイング」について触れていることに注目してみます。
ウェルビーイング、幸福は、一見すると「お金で幸せを買うものじゃない」とされますが、そうでしょうか。年収の高まり、資産額の高まり、あるいは投資をする行為そのものからウェルビーイングを高めることが可能なのです。
9月下旬にファイナンシャル・ウェルビーイングについて発表予定もあったので、そんなテーマを語ってみました。
 

年金所得代替率の議論、もういらない 個人は「自分の年金」が多いか少ないかを気にするべきだ /Yahoo!

Yahoo!ニュースエキスパートに「年金所得代替率の議論、もういらない 個人は「自分の年金」が多いか少ないかを気にするべきだ」というコラムを掲載しています(2024年8月27日)。他に書いていた記事ですが内容がちょっと専門的になってお蔵入りした原稿です(他所には、一部を切り出し、やわらかくリライトして提出した)。

所得代替率が50%を超えるか超えないかが、年金制度「全体」の健全性の議論には必要ですが、それが「私たち個人」のリタイア前の年収の5割の年金を意味するわけではありません。むしろ「共働き正社員夫婦」は金額ベースで多くの年金をもらう可能性があったりします(一方で、夫婦の合計所得の5割とは限らないのがまたややこしい)。もちろん、非正規で働く時期が長く、国民年金しか加入していたい場合、所得代替率がどうだろうと年金額は低くなります。

個人としてどのくらい年金がもらえそうかは、厚生労働省の努力とITの力で「見える化」できるようになっています。「ねんきん定期便×公的年金シミュレーター」を活用してぜひ自分の年金を意識してみてほしいと思います。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c3c2934713eaecd6e6369938890026fbf7a518ce