フィデリティ「女性と投資」連載コラムに「積立貯金で旅行に行くあの感覚、老後のお金の準備にも活かしてみよう」が掲載されています(2024年9月30日)。
毎月一定額を積み立てて、「1年後に旅行に行こう!」というあの感覚、老後資産形成にも活かしてみようというお話です。老後のお金の準備といえば「暮らしていけないから貯める」というイメージが先行しがちですが、これではあまり前向きにがんばろうというモチベが上がりません。
現実的にはおおむね日常生活費を公的年金が支えてくれます(余裕はありませんが)。一方で一生涯もらえるので日常生活費でお金がなくなる心配はあまりありません。
老後に2000万円、も、教養娯楽費、交際費といった「老後の楽しみ予算」と考えられます。だとすれば、「老後のために毎月コツコツ貯め、増やしていけば、国内の世界遺産に旅行に行ける!」「老後は月イチで美術館とか博物館展示を見に行くことをやりたい!」のようなイメージを持てば、iDeCoやNISAでの老後のための資産形成もやる気が増してくるはずです。
前向きに資産形成をがんばる発想で、毎月の積立投資を続けて欲しいと思います。