企業年金連合会発行「月刊企業年金」の連載「ウェルビーイング経営と企業年金」6回目「おのずと「現役世代にアプローチ」できる企業型DC」が掲載されています。
ウェルビーイング経営と接点がなさそうな企業年金ですが、むしろ社員のウェルビーイングを高める余地が大いにあります。企業型DC(確定拠出年金)は特に、現役世代へ継続投資教育を行う義務づけがあることから、全世代へアプローチが可能です。単なる投資知識習得機会に終わらせず、計画的で安定的な老後資産形成をサポートする会社の制度であることを、うまく社員に理解してもらいたいところです。きっと、社員のウェルビーイングを高める制度にステップアップするはずです。
実際、継続投資教育の受講の効果があってか、MUFJ資産形成研究所の調査では、企業型DC加入者の金融リテラシーは、未加入者と比較して高くなっているそうです。