[雑誌] GYROS


勉誠出版「GYROS」 GYROS8号
特集 職場の若者 に
「フリーターの将来設計」を寄稿。
(見出し)
フリーターという用語自体はすでに一般化されているようだ。しかし、主たるフリーターの年齢が20歳代であることも手伝い、フリーターであることが彼らの将来にどのような影響を及ぼすかといった問題認識はまだまだであると感じる。
フリーターがフリーターでい続けることは、彼ら自身の将来に大きな影響を及ぼすだけでなく、社会全般にも大きな影響を与える。彼ら自身の将来に大きな影響を与えるファクターとして、生涯賃金格差、公的年金水準格差、未婚・非婚化(結婚できない)とそれに伴う少子化(子供が産めない)、住宅購入回避(家が買えない)といった問題があげられるが、これらはいずれも深刻な将来不安要因である。
特に個人のファイナンシャルプランニングを意識した観点から、フリーターの将来設計にまつわる問題を考えてみたい。

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