NISAと長く付き合うために初心者がやっておきたい2つの仕掛け

mymoの連載「ライフプラン3.0時代を生きるルール」に「NISAと長く付き合うために初心者がやっておきたい2つの仕掛け」が掲載されています(2024年9月25日)。若い世代に向けたメッセージとして、8月頭のような急落、急騰が起きたときにも投資を続けられるようにするヒントをまとめています。

9月になってみると、株価はほぼ回復しており、あの騒動はなんだったんだろう、という感じです。無理に売買をせずに(特に損失確定をせずに)、1カ月を過ごせるかどうかが大切です。問題は「下がっても、焦らずに続けられるように自分を整えておく」ことで、そのために自分に講じる「仕掛け」は本文でご確認ください。

https://mymo-ibank.com/money/8210

国内株と米国株の投資比率を考える。S&P500、オールカントリーだけで大丈夫?

楽天証券さんのトウシル連載「なんとなくから卒業!実践・資産形成術 」に「国内株と米国株の投資比率を考える。S&P500、オールカントリーだけで大丈夫?」が掲載されています(2024年9月24日)。

「オールカントリー」+アルファ、としての日本株投資組入比率向上の話をしてみました。オールカントリー系ファンドはインデックスそのものの条件(世界の株式時価総額比率)から日本株投資比率がちょい低すぎる印象があります。よしあしはありますが、「もうちょい日本株投資比率を上げよう」という人のためのヒントです。

編集部がまとめてくれた4つのポイントは以下のとおりです。

●円高、国内外株安を受けて、国内株投信の残高が伸びたという
●「国内株5%は少ない!」と思うなら、オールカントリー「+α」は悪くない戦略
●国内株投資比率を何割にするべきかはかなりの難問
●ざっくり考える「米国株+日本株」

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/46502

就職したあと絶対役立つ 人生100年時代のおカネのリテラシー講座

東京ITプログラミング&会計専門学校杉並校にて、東京都の取り組みとして金融リテラシーに関する授業をしてきました(2024年9月12日)。

就職する前に、お金の基本について学ぶことはとても重要だと思います。私自身、「20歳代でそういうこと知っておきたかったよ」と思うことが多かったので、学生向けにお話しする機会は喜んで引き受けています。

今はピンとこない話が多かったかもしれませんが、近い未来に「そういえば、なんか話を聞いたなあ……! ああ!そういうこと!」みたいに感じてもらえればいいなと思います。

キャンパスライフ: おカネのリテラシー講座を受講しました

FPが意識するべき顧客のファイナンシャル・ウェルビーイング〜幸福度向上をライフプランニング、マネープランにどう組み入れるか

2024年9月21日、日本FP学会にて「FPが意識するべき顧客のファイナンシャル・ウェルビーイング〜幸福度向上をライフプランニング、マネープランにどう組み入れるか」を発表してきました。

日本FP学会は、第11回大会(2010年!)に「個人の老後資産形成を実現可能とするための、退職給付制度の視点からの検討と提言」という論文でFP学会賞をいただいていらいのご縁です。実はこの論文、「老後に2000万円」を先取りしていたというなかなかの優れものです(と自慢する)。確定拠出年金の投資教育ガイドラインにライフプランが追加されたことにも一定の影響を与えたとも言われています(と本人が自称する)。

今回は、ファイナンシャル・ウェルビーイングについて、研究データで分かっていることを多数紹介しつつ、それがFPの提案にどう活かせるかポイントをまとめてみました。学究的ではありませんが、実務と学術の融合を目指すFP学会なのでそこはご容赦を、という感じです。

画像はAdobe Firefly にて緊張しながら学会発表するメガネ男子(笑)をAI生成してもらったものです。

小泉進次郎は「年金は80歳まで1円も払わない」とは言っていないが「80歳まで引き上げる」と言う意味

Yahoo!ニュースエキスパートに「小泉進次郎は「年金は80歳まで1円も払わない」とは言っていないが「80歳まで引き上げる」と言う意味」というコラムを公開しています(2024年9月19日)。

タイトルがなんだかいかにも小泉構文ですが、80歳まで年金を一円ももらえない、というのと、80歳まで受取開始年齢を引き上げるというのは意味は異なります。脊髄反射的に「80歳ふざけるな」とSNSで拡散している人は自分のミスリードについて理解して、今後は少し自重してほしいと思います。

あと、とりあえず小泉氏をバカ扱いするのはやめたほうがいいと思います。小さな発言をいちいち切り取って悪口を言うのもよくないし、実は彼は厚生労働行政についてはそれなりに詳しい人なので(自民党内で人生100年時代へ社会が対応する議論を深めたひとりであったりする)。

(年金 高齢者見習い 50代の準備)年金で日常生活カバー、プチぜいたくは…/ 朝日新聞

朝日新聞、2024年9月8日に「(年金 高齢者見習い 50代の準備)年金で日常生活カバー、プチぜいたくは…」という記事が掲載されています。

7月23日に朝日新聞のWEBに掲載された記事が再構成されたものですが、これはこれで別途WEBに掲載されているようです。WEB掲載記事が紙の紙面に転載された、ってあまり経験がないのですが、記事内容がポジティブに評価されたのであればありがたいですね。

https://www.asahi.com/articles/DA3S16029188.html?iref=pc_ss_date_article

※画像はAdobe FIrefly のAI生成画像です

投資のマイナスは失敗なのか?ポイントは「最終的に増やす」こと

楽天証券トウシルに「投資のマイナスは失敗なのか?ポイントは「最終的に増やす」こと」が掲載されています(2024年9月10日掲載)。

一般的には「投資で減らすことは失敗」と思われていますが、長期投資をする場合は「一時的に値下がりして含み損が生じること」をすべて失敗と捉える必要はありません。最終的に経済成長も含めプラスに持ってこれるか、を考えるべきです。

それに短期売買をする人であっても、マイナスのトレードはありうること(彼らは損失確定をして、次のトレードチャンスに資金を回す)。

市場が荒れている時期ということも踏まえて、投資のマイナスについてどう考えるかまとめてみました。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/46379

講演:やっぱり気になるNISAの基本~はじめかた、そして続け方~

JJK(全国情報サービス産業企業年金基金)の加入員を対象としたクローズドのオンラインセミナーの収録をしてきました。テーマは企業年金から少し離れてNISAです。

JJKさんは業界で取り組んでいる企業年金で、複数の事業所が加入しています。企業によっては規模の小さいところもありますが、退職給付の充実を図っています。今回のセミナーはそうした加入者(社員)にオンラインセミナーを提供するサービスです。

せっかくなので、具体的な金融機関名やサービスを取り上げながら、NISA口座開設までの手続きを紹介、また具体的な始め方、続け方についてお話をしてきました。対象となる方はあまり多くないかもしれませんが、もしご覧になれるようでしたらご視聴ください。