投資デビュー、値下がりしても焦らないこと / 夢ろうきん

夢ろうきん2024年夏号に「投資デビュー、値下がりしても焦らないこと」を提供しました。九州労働金庫さんのフリーペーパーに掲載されていますが、以下WEBからもご覧いただくことができます。

実は校了のタイミングでは株価が少し戻っていたので、「今は戻ってますが……」と赤字を入れるか悩んだのですが、結果としては配布されているタイミングでは急落となっており、投資初心者、一般の勤労者の資産形成に向けたアドバイスとなっているかと思います。

https://kyusyu-rokin.com/yumeroukin

海外に出れば日本より稼げる!?考えておかねばならないあの問題/mymo

mymo~わたしのお金をもっと考えるの連載「ライフプラン3.0時代を生きるルール」に「海外に出れば日本より稼げる!?考えておかねばならないあの問題」が掲載されています(2024年7月25日)。

海外で稼ぐ、ということは素晴らしいチャレンジですが、安易に「円安だし、海外でバイトすれば日本の2倍稼げて楽じゃない?」と考えているなら要注意です。単純に「時給2倍=物価2倍」だったとしたら? 差額を日本に持って帰ってくる、というのもそう簡単ではないかもしれません。

チャレンジを後押しする部分と、注意喚起をする部分のバランスで記事をまとめています。

海外に出れば日本より稼げる!?考えておかねばならないあの問題
https://mymo-ibank.com/money/8008

これから女性の年金額が大幅にアップする? 年金財政検証結果で分かった時代の変化 / フィデリティ投信

フィデリティ投信「女性と投資」のコーナーにコラムが掲載されています。2024年7月31日掲載です。

これから女性の年金額が大幅にアップする? 年金財政検証結果で分かった時代の変化
https://www.fidelity.co.jp/page/women-and-money/working-women-pension-surge

7月の年金財政検証結果を受けて、注目されているデータを取り上げています。厚生年金に長く加入する女性が増え、主に国民年金のみの期間が減る(専業主婦の期間が減る)ことで、女性の年金水準が大きく引き上げられていくというものです。

一般的なモデル、ニュースは「専業主婦の女性」を取り上げますが、現実の女性はもう違います。しかも50~60歳代と20~30歳代での世代間ギャップが大きい。もはやモデルに基づく年金額に引きずられる必要はないと思います。
(なお、前回検証との比較などにモデルの存在は必要なので、モデル不要論となるとこれは行きすぎの議論なのでご注意を)

【図解】新NISAとiDeCoで「お金を増やす」ガチな方法

NewsPicksの記事「【図解】新NISAとiDeCoで「お金を増やす」ガチな方法」について、取材と図版作成の協力をしています(2024年7月15日)。NewsPicksお得意の図をたくさん使った解説記事となっていますので、有料記事ですがぜひご覧ください。

https://newspicks.com/news/10223520/body

年金問題の正しい見方:【年金財政検証】で投資家がミスリードしてはいけないこと

楽天証券トウシルの連載「なんとなくから卒業!実践・資産形成術」に2024年7月6日「年金問題の正しい見方:【年金財政検証】で投資家がミスリードしてはいけないこと」が掲載されています。

(もうひとつの年金コラムと同日掲載だったのに気がつかなかった!)

個人投資家にとって、年金財政検証結果をどう捉えておくべきかは、過剰な運用リスクを避けるためにも重要です。ここでは「年金運用だけが年金財政の全てを決めるわけではないこと」と「そもそもの国の経済成長が年金制度の持続的安定性を高めるのであって、年金だけの問題にしてはいけない」というポイントを整理しています

本文ラストに書きましたが年金破たん論に引きずられて、あなたの運用方針が過剰な高リスク運用になることが一番の問題です。気をつけましょう。もうひとつのコラム「【年金財政検証】年金破綻論に騙されるな!個人投資家は、将来の年金をどれくらい織り込むべきか」と合わせて読んでもらえるとありがたいです。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/45732

新NISAとiDeCoを併用、定期預金も継続 プロに聞く「新NISA、私はこう使う」

日経新聞電子版、2024年7月7日掲載分で「新NISAとiDeCoを併用、定期預金も継続(山崎俊輔氏)
プロに聞く「新NISA、私はこう使う」」が掲載されています。(会員限定記事)

これは昨年12月発売のムック本「新NISA 商品選び完全ガイド」掲載のインタビュー記事が、日経ブックプラスにも抜粋して転載されていて、さらにそれが転載されたもの、だと思います。

私の記事をご覧になったら、他のインタビューをされている識者の「NISA、私はこう使う」もチェックしてみると役に立つと思います。

日経記事 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB027J70S4A700C2000000

【年金財政検証】年金破綻論に騙されるな!個人投資家は、将来の年金をどれくらい織り込むべきか

楽天証券トウシルに「【年金財政検証】年金破綻論に騙されるな!個人投資家は、将来の年金をどれくらい織り込むべきか」が掲載されました(2024年7月7日)。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/45745

年金財政検証結果が出たことを受けての記事です。年金破たん論に引きずられるあまり、過剰なリスクテイクをして投資をしたり、詐欺に引っかかったり、必要以上の資産形成をして目の前の生活を味気ないものとしすぎるのはうまくありません。

今回の一連の報道、今のところは破たん論のような煽り記事はあまりないようですが(思ったよりメディアがトーンダウンしている印象)、ちょうどよい理解度とちょうどよい信認をもって年金制度と接していただければと思います。

なぜ、1杯目のビールは驚くほどうまいのか?“お金で幸せを買うこと”を考えて分かった「1つの答え」~ファイナンシャル・ウェルビーイング

finaseeの連載「ファイナンシャル・ウェルビーイングをかなえるお金の知恵」の2回目が掲載されました(2024年7月4日)。今回は投資ではなく、消費についてです。

だいたいにおいて、ファイナンシャル・ウェルビーイングというとすぐ「NISAで投資をしよう!」という話につなげがちですが、仕事上がりのビールとかご褒美のスイーツを買って楽しむこともまた、ファイナンシャル・ウェルビーイングの重要なポイントなのです。

お金を使って幸せを手に入れる、ということに私たちはもっと真剣に向き合ってみたいものです。

↓新刊が発売になりました。「60分でわかる! 新NISA投資術」

「リタイアシフト」の時代が来た 女性は何歳まで働くのが正解か~女性と投資

フィデリティ投信のホームページ内「女性と投資」にコラム寄稿していますが2024年6月28日、下記コラムが掲載されています。

フィデリティ 女性と投資 「リタイアシフト」の時代が来た 女性は何歳まで働くのが正解か

最近いろんなところで書いている「リタイアシフト」ですが、女性目線で考えたらどうなるか、ということで他にはあまり書いていない視点を盛り込んでいます。女性の場合、特に既婚者の方のリタイア年齢を「夫のリタイア年齢に合わせる」というケースがありますが、共働きの時代、これはもうやめてもいいと思います。むしろ自分自身の働きがいを考えつつ、自分のリタイア年齢を自分で決めてほしいと思います。

「老後に4,000万円問題」が再注目!物価上昇で投資家が考えるべきこと~楽天証券トウシル

楽天証券トウシルで「「老後に4,000万円問題」が再注目!物価上昇で投資家が考えるべきこと」が公開されました。(2024年6月25日掲載)

トウシル「「老後に4,000万円問題」が再注目!物価上昇で投資家が考えるべきこと

なんだか少しバズった「老後に4000万円」ですが、トウシルでは1年以上前に同じ話題を取り上げていたのでした。いずれにせよ、投資家にとっては将来必要なお金も(金額ベースでは)多く必要になることを意識した、資産形成計画が重要になってきます。

また、「(運用成績)-(物価上昇率)=(正味の資産増)」という新しい感覚を持つことが大切になります。実質的な利回りが物価上昇率の分ダウンしてしまう、という感覚はけっこう難しいものです(金額が増えていれば、物価に負けていても人はあまり気にしない)。強く意識をしておかないといけません。

いずれにせよ、「老後に4000万円」はミスリードに使われる恐れもあるので、論点をきっちりまとめておいたほうがいいかなと思っています。