働くこと、稼ぐこととウェルビーイングの関係〜いくら稼げば私たちは幸せになれるか

早稲田大学エクステンションセンターの「ファイナンシャル・ウェルビーイング入門」第3回目を2024年11月11日に行いました。今回のテーマは「働くこと、稼ぐこととウェルビーイングの関係〜いくら稼げば私たちは幸せになれるか」です。

働くことから得られるウェルビーイングは「お金」だけでなく「働きがい」も大きい要素です。実際、働きがいがない職場では社員のウェルビーイングは低くなります。

お金のほうに目を向けてみると、「低年収からの脱出をキャリアアップで実現」は幸福度を大きく高める一方、高所得者のウェルビーイングについては議論があります。年収7万5000ドルで幸福度が打ち止めになるという論文が有名ですが、近年では、その人の幸福度が高ければ年収増は幸福度増につながるが、その人の幸福度が低い場合年収増が大きく幸福度を高めないという研究もあります。

いくつかのデータを示しつつ、受講者の皆さんとも意見交換をしてみました。

(画像はAdobe FireflyでAI作成)