企業年金連合会「月刊企業年金」6月号に「社会人向け金融経済教育の取り組みはウェルビーイング向上にも効果あり」を寄稿しています。連載「ウェルビーイング経営と企業年金」の第2回です。
ウェルビーイング経営というとついつい経営者目線で考えてしまうので(それはそれでおかしくはないわけですが)、社員目線が抜け落ちていることがあります。今回は近年注目されている「金融経済教育」の取り組みを社内で行うことが、社員の金融リテラシーを向上させ、もって社員のウェルビーイング向上、ひいては企業へのエンゲージメント向上や生産性向上にもリンクしてくるのだ、ということを整理しています。
この連載のねらいは「退職金・企業年金もウェルビーイング施策である」と理解いただくことなのですが、退職金・企業年金制度の理解には金融リテラシーが欠かせないこと、ファイナンシャル・ウェルビーイングの視点でも退職金・企業年金制度が重要であることなど、少しずつ説明していきたいと思っています。