（無署名記事）
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確定拠出年金の加入者数が１５７万人に
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去る11月25日、厚生労働省の主催による確定拠出年金連絡会議が開催されま
した。
この会議は、確定拠出年金の実施企業の担当責任者等の参集を求め、確定拠
出年金の実務面での課題等について、専門的な立場から意見交換するために開
催したもので、今回で14回目。
会議では、(1)確定拠出年金の施行状況の説明、(2)本年10月１日から適用さ
れている投資教育の法令解釈通知（ガイドライン）の改正内容の説明、(3)ＨＯ
ＹＡグループの確定拠出年金導入事例の発表、(4)個人型確定拠出年金の概況
報告、（5）企業担当者の意識調査結果の報告、などが行われたほか、今後の確
定拠出年金の普及と制度の見直しに関する委員間の意見交換が行われました。
この中で、厚生労働省からは、「確定拠出年金法では、施行から５年を経過し
た場合に、必要に応じて見直しするように定めているので、早ければ2007年の
国会に提出する可能性もある」旨のコメントがありました。
なお、当日の資料は、厚生労働省のホームページで公開されています。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/11/s1125-15.html
（参考）
確定拠出年金の本年１0月31日現在の施行状況は、以下のとおりです。昨年の
同時期では、1,000規約・100万人・3,000社を突破したところでしたから、この
１年間で着実に普及が進んでいるようです。
○企業型ＤＣ
承認規約数 1,583件
加入者数 157.0万人（９月末速報値）
実施事業主数 5,333社
○個人型ＤＣ
第１号加入者 24,039人
第２号加入者 29,469人
計 53,508人（資格喪失者除く）
事業所登録数 27,023事業所