2026/9/15、是枝俊吾さん主宰の年金連続勉強会で、拙著「老後に4000万円って本当ですか」を取り上げていただき、ディスカッションをしました。参加者の皆さんから有意義なコメントをいただきました。
私が自分で、「AIに自分の本を批判させてみた」というスライドを設けてコメントをしたのですが、「退職金について、必ずしもプロパーの満額で話すのはおかしいのではないか」というコメントはそのとおりです。Gemini notebookなかなか鋭い。認識はしていますが、強く書籍内で指摘はしていない部分でした。
転職をすることの多い若い世代においては、老後資金計画で「新卒~定年まで勤めた会社員のモデル退職金額」を鵜呑みにしないようにする必要があります。たとえば40歳で転職してきた人が定年まで勤めたとしても、新卒採用から勤め上げた社員と比べれば退職金は半分前後でしょう。40歳のときに受け取った退職金を運用で増やしていればその半分を補うことができますが、なかなかそうもいかないものです。
「老後に4000万円」の当否は、最終的にはひとりひとりの実情に応じたパーソナライズが必要だ、というのが書籍のメッセージでもありますが、退職金・企業年金もまたそのパーソナライズ要因のひとつということですね。

