金融機関がどこで儲けているかを見抜く目

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ついつい金融機関(特に銀行)職員と話をすると、信用もおけて、中立公正な人のように見えてしまう。しかし金融機関と対峙するとき「この人は私のためだけに考えて提案してくれている」と思うのは愚かである。
金融機関とて、民間企業のひとつであり、多くの従業員や株主を抱えている。従業員には給料を払うし、株主には配当を払わなければならず、そのために売り上げを稼がなければならない。
どこから売り上げを稼ぐかといえば、取引相手から稼ぐわけで、あなたも「客」のひとりである。

預貯金、住宅ローン、クレジットカード、投資信託、株式……。それぞれどのような局面で手数料を稼がれているか(あるいは抜かれているか)を「知恵」を凝らして見る目が必要だ。
預貯金であれば、元本+利息を保証する裏で、貸出金利との差分が抜かれている。
住宅ローンであれば、条件にもよるが借り入れ額の50%以上を金利として支払うこともある。
投資信託であれば、販売手数料・信託報酬などが金融機関の取り分、個別株式であれば、売買手数料が金融機関の取り分になる……などなど。

逆にいえば儲けを見つける目があれば、逆に彼らの儲けを減らして自分の利益を増やす方法も考えられる。たとえば、投資信託や株式で不要な売買を減らすだけで、我々の利益は増大する。
まさに「金融の知恵」である。

(初出)
2006年4月20日掲載「カモにされる客!賢い客?~銀行・預金編
2006年4月26日掲載「カモにされる客!賢い客?~投資信託編
2006年4月30日掲載「カモにされる客!賢い客?~消費者金融編
2006年5月15日掲載「カモにされる客!賢い客?~住宅ローン編
2006年5月29日掲載「カモにされる客!賢い客?~ネットトレード

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このページは、が2007年8月 2日 17:33に書いたブログ記事です。

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